4K×ドローンを活用 大学生が三好のPR映像制作

2017.02.03徳島県

4K×ドローンを活用 大学生が三好のPR映像制作
龍頭の滝にて。ドローンを上空から一挙に下降させ、荘厳な映像を撮影

 四国大学の学生が、4K撮影技術と小型無人機ドローンを使って徳島県三好市の観光PR映像の制作を進めている。名所の魅力発信に力を入れている同市に、数年前に市の観光映像を制作したことがある同大が制作を申し入れた。

 制作を担当するのはメディア情報学科の3年生27人。これまで学んできた映像制作技術を地域に生かす授業の一環として制作する。学生らは昨年9月から計画を立て、市の観光課職員のアドバイスを受けながら、市のウェブサイトやガイドブックを参考にして奥祖谷二重かずら橋、黒沢湿原、落合集落とかかしの里、祖谷渓谷、龍頭の滝と箸蔵寺を撮影箇所に選定した。約5名のグループに分かれて風景などを撮影し、川や渓谷など立ち入りが難しい場所はドローンを飛ばして撮影した。

 学生らがドローンを扱うのは初めてで、操縦の練習で一番上手な人が担当したが、山の中や川は風が吹き、撮影が難しかったという。映像は音楽やナレーションも入れて編集し、2月末までに10分程度の作品として完成させる予定。

 同市では若者目線の魅力発信に期待しており、完成した作品を移住先として三好の良さをアピールするツールなどとして活用するという。

リンク:四国大学 経営情報学部 メディア情報学科公式ブログ 

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