中国語講座で、タクシー乗務員のおもてなし向上へ
沖縄県ハイヤー・タクシー協会八重山支部が、クルーズ船で来島する中国系観光客の受け入れを強化しようと、石垣市とタイアップして中国語に対応できる乗務員の養成に乗り出した。市がタクシー乗務員限定で開く中国語講座を活用し、現場で必要な中国語を学ぶ。
現在、石垣島にはクルーズ船が週2回来港し、タクシーで移動する中国系観光客が増えている。市ではNPO法人八重山美ら島塾に委託し、観光関連事業従事者対象の英語・中国語・韓国語講座を開いているが、その一つを、特に需要の多いタクシー乗務員向けの中国語講座とした。すぐに使える一言など、実践的な内容を学ぶ。
同支部は、タクシー乗り場に通訳を置いたり、独自資料を作成したりしているが、乗務員の中国語習得で時間や目的地の変更なども可能にし、サービス向上を目指す。
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