入浴中も読める、城崎温泉限定小説

2014.12.16兵庫県

入浴中も読める、城崎温泉限定小説
 
 兵庫県豊岡市の城崎温泉のNPO法人「本と温泉」が、入浴中でも読める特殊素材の本を城崎温泉限定で発売している。
 「本と温泉」は城崎温泉の若手旅館経営者らが集まって設立されたNPO法人。本は「プリンセス・トヨトミ」などで知られる小説家、万城目学さんが城崎に滞在し、取材して書き下ろした短編小説『城崎裁判』で、小説家の創作の源泉を探る温泉奇譚だ。水をはじき、ぬれても破れにくい紙に印刷され、ブックカバーはタオル製。9月に発売し、温泉街の旅館や飲食店などで販売している。
 昨年、作家志賀直哉の来湯100周年を記念し、文学を生かした温泉街をつくろうと出版した「城の崎にて」に続く第2弾。1,000部制作したところ品薄となり、700部増刷するなど好評だ。
 
リンク:本と温泉

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