サンティアゴと熊野の巡礼道が共通巡礼手帳

2015.02.16和歌山県

サンティアゴと熊野の巡礼道が共通巡礼手帳
開くとジャバラ折になっている

 世界で2例しかない数百キロにも及ぶ巡礼道を有している和歌山県田辺市とスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラ市が共通の巡礼手帳を作製した。巡礼手帳は日本語、英語、スペイン語の3カ国語で表記。両市は、昨年5月に持続可能な観光地を目指すとともに、巡礼文化を世界に向けて発信していくことを大きな柱とした「観光交流協定」を締結。
 今回初の共同事業として、それぞれの既存の押印帳を一体化し、片面ずつ熊野古道とサンティアゴ巡礼の道のスタンプ台紙とした。
 両巡礼道の指定ルートでスタンプを集めた達成者には「二つの道の巡礼者」として記念ピンバッジを贈呈し、専用ウェブサイトで紹介する。海外との共通の押印帳は珍しいという。

 
リンク:共通巡礼手帳の取組について 

スポンサードリンク