間伐材を活用「薪積みアート」で地域おこしへ

2015.12.16広島県

 「般若」の絵と「神楽」の文字
 「般若」の絵と「神楽」の文字
 
 広島市佐伯区湯来町の住民や林業者らでつくる「湯来マキアートクラブ」が、間伐材を使って色の違う薪を積んで絵や文字を描く「薪積みアート」に取り組んでいる。
 人工林の保全のため切り出す間伐材の活用策を探り、切り出す作業やまき割り体験、作品作りを観光客も巻き込む形でイベント化した。11月には湯来町の神楽団PRのため般若の制作を計画。「湯来フェス2015」に訪れた人らがバーナーで断面を黒く焼いた薪を1本ずつ積み、2メートル四方の「般若」の絵と「神楽」の文字を完成させた。今後、このアートを山の保全に役立てるとともに観光の目玉にしたい考えだ。
 
リンク:湯来マキアートクラブ

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