道後温泉の貸浴衣がバッグやカードケースに変身

2016.02.01愛媛県

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 愛媛県松山市にある道後温泉本館の古くなった貸浴衣のリメ-ク商品が、観光客らに好評だ。色あせた浴衣が、染色や裁縫を担当する障がい者や高齢者の手で新しい商品に生まれ変わり、道後らしい一品として市内のPRに一役買っている。
 浴衣は休憩室利用者に貸し出されたもので、道後温泉のシンボル「湯玉」を配したデザイン。市社会福祉協議会らが年間70~80着近く処分される活用法を探り、2014年に浴衣をクッションに再生し「松山トリコ」の名前で売り出した。第2弾のバッグは8カ月で約170個を販売するなど人気に広がりを見せ、昨年12月にカードケースも販売を開始した。現在3つの商品を展開中だ。

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