外国人観光客がスマホ片手に利用「クラウド通訳」

2016.05.20兵庫県

クラウド通訳
 
 外国人旅行者にも人気の城崎温泉がある兵庫県豊岡市は、全国初となるクラウドソーシングを利用した動画チャット通訳サービスの実証実験を4月4日~28日まで実施した。
 これは専用の動画アプリを搭載したスマートフォンを通じ、店舗スタッフと外国人旅行者とのやりとりを、在宅ワーカーがリアルタイムで通訳するサービス。クラウドソーシングサービス株式会社うるるが通訳の運用を担当し、動画チャットは「FaceHub」を利用。同温泉敷地内の14の店舗・施設にスマートフォンを設置し、国内外の在宅ワーカーが朝9時~夜10時まで常時2~3名で対応した。在宅ワーカーの活用で人件費が抑えられる上、店内を移動しながら、外国人旅行者とコミュニケーションが取れる点が注目された。

スポンサードリンク