ツーリズムEXPOジャパン2014 後編

2014.11.04

展示会

 展示会場は世界最大級と呼ぶにふさわしい広さがあり、集まった出展ブースは970を超えた。日本各地、世界各国から、さまざまな旅の情報が集められ、誰もが旅の楽しさを体験できるように準備されていた。
 ブースは、日本国内/海外(アジア他7ブロック)/旅行会社/宿泊施設/航空・運輸、などに分けられ、その他に「旅のストリート」「ミート・ザ・ワールド」「クルーズ」などの企画ブース、3つのイベント用ステージなどもあって多彩なレイアウトが施されていた。また、旅の大きな楽しみ「食」を満たすフードコートや「どんぶり選手権」会場、土・日に開催された「くるま旅」キャンピングカーフェア会場も、旅ファンの注目を集めていた。

「日本橋」の前で記念写真を
「日本橋」の前で記念写真を

 会場に入ると正面奥には日本橋をイメージしたステージが設置され、茶席でのお茶サービスや記念写真撮影など、多くの「おもてなし」パフォーマンスが繰り広げられている。

 国内ブースの区域では、巨大な水槽を持ち込み地元の海を再現した沖縄をはじめ、各地のブースが特色ある自慢の品や観光地紹介パネル、グッズなどを飾った。東日本大震災の地域からも元気な出展があり、来年延伸開業予定の北陸新幹線沿線からも多くの参加があり、その意気込みが感じられた。地域の祭り衣装などに身を包む案内役なども多数おり、踊りも入って楽しさを盛り上げていた。

 海外ブースの区域では、各国・地域の文化を伝える美しい踊りやイベントも盛んに繰り広げられた。世界中から、さまざまな人たちが集まり、まったく異なる文化の交流が自然に広がっているのが素晴らしかった。

 ブースの間を色とりどりの衣装の出展関係者が往来し、人気者「ゆるキャラ」たちも歩いている。その中を一般参加者や子どもたちから観光事業関係者まで、本当にさまざまな人たちが行き交った。ステージでのパフォーマンスは60以上あるといわれたが、会場内のいたるところであふれるように交流の波が広がっていた。

ゆるキャラも地域の観光を後押し
ゆるキャラも地域の観光を後押し

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