飲食・観光施設向けの感染対策ポスターを発行

2020.09.07宮城県

飲食・観光施設向けの感染対策ポスターを発行
ポスターとステッカーのサンプル

 宮城県は8月3日から、新型コロナウイルス感染症予防対策を積極的に行っている飲食店と観光施設用のポスター発行を始めた。これは、先行して始めた宿泊施設向けポスターに続く第2弾。宿泊施設向けは全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会、日本旅館協会、全日本シティホテル連盟が連名で作成したガイドラインを抜粋して作り、9月4日時点で、すでに311施設が参加している。

 今回発行した飲食店用のポスターは、県のホームページに申し込む。手洗いや施設内でのソーシャルディスタンスの確保、換気、衛生管理など、業界のガイドラインに沿った22のチェックリストを自己点検。すべてクリアした施設にだけ県からポスターのデータが発行される。22項目以外も順守すべく注意書きがある。ポスターの印刷は施設側が行う。

 道の駅などの観光施設用のポスター発行には、県観光連盟へのチェックリスト提出が必要。受理されると、ポスターとステッカーが渡される。

 村井嘉浩知事は点検が自己申告であることについて「(事業者を)支援する意味合いが強いので性善説で始める」と説明した。ただし、必要に応じて県などが施設へ確認に行くこともあるという。ポスターは、飲食店は緑色系、観光施設は赤色系、宿泊施設は青色系と業種別に分けている。デザインは共通で、仙台・宮城観光PRキャラクターのむすび丸が目印だ。

リンク:宮城県観光課 

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