荒川区、観光アプリ「あらかわさんぽ」の提供を開始
東京都荒川区は、3月から区内の魅力とその楽しみ方がわかる荒川区観光アプリ「あらかわさんぽ」の提供を開始した。このアプリは、国内外の観光客に区内のより多くのスポットを訪ねてもらい、地域経済の活性化につなげたいと区が開発した。
アプリには、区内の観光スポット約60件、グルメ情報約100件が掲載されているほか、「南千住 歴史と文化コース」「都電で巡る荒川下町コース」など7種類の観光テーマごとのモデルコースも用意。また、自分の好みに合わせたオリジナルプランをつくることもできる。スポットまでの徒歩での所要時間の表示もあり便利だ。
アプリの目玉が「浮世絵マップ機能」。AR(拡張現実)技術やGPSなどを使って、利用者の現在地周辺の観光スポットを、浮世絵調のイラスト地図で表示するというもの(浮世絵マップ対応エリア内)。浮世絵調の地図のため、江戸の街並みを散策する気分で楽しめる。今後、紙媒体での浮世絵マップを配布する予定もあるという。
さらに、出発地点や観光時間のほか、「穴場か有名所か」「にぎわい好きか静かな場所か」などの好みの条件を入れると、お薦めのプランを紹介してくれる「トラベルコンシェルジュ」機能もある。
アプリは、日本語のほか、英語、韓国語、中国語(簡体字、繁体字)に対応。無料でダウンロードできる。区の担当者は「荒川区の魅力を一つにまとめているので、楽しい時間を過ごしてもらえると思う」と話している。
リンク:あらかわさんぽ
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