「NISEKO Pay」で便利にスキーを楽しもう! 実証実験開始
国際的なウィンターリゾートとして有名な北海道倶知安町のひらふ地区で、11月下旬からスマートフォンを使ったニセコエリアの電子地域通貨「NISEKO Pay(ニセコペイ)」の実証実験が始まった。NISEKO Payはスマホ上でチャージや買い物などの支払い決済ができるキャッシュレスアプリ。利用者は専用アプリにクレジットカードなどであらかじめコインをチャージしておき、店舗にあるQRコードをスマホで読み取り決済する。1コインは1円に相当。
実験は北海道の「一般社団法人ニセコひらふエリアマネジメント」が主催し、昨年に続いて2回目。昨年はニセコ地区の住民や従業員らを対象に実施したところ、現金を持ち歩く不便さがなく、決済所要時間が短いと好評で、今年は観光客も含め同地区を訪れるすべての人に対象を拡大した。通年化を目指して需要を把握したい考えだ。
対象店舗もニセコマウンテンリゾートグラン・ヒラフなどのスキーリゾートエリアや近隣の飲食店など、昨年の50店舗より増え、エリアも拡大した。観光客は現金を持ち歩かずスキーを楽しめる。
同マネジメントでは、ニセコペイの導入を通して利便性の向上を図ると共に、お金の地産地消を進め、地域の経済活性化と持続可能な街づくりにつなげたい考えだ。
リンク:NISEKO Pay
スポンサードリンク