ローカル列車とサイクリングでツアー「チャリ・デ・秘境駅」実施
真っすぐな道と大自然に囲まれ、ゆったりと旅を楽しむ
折りたたみ自転車を使ってJR宗谷線の秘境駅と周辺の観光地を巡るサイクリングツアー「チャリ・デ・秘境駅」が8月4日と5日の2日間に渡って北海道で行なわれた。
町内外の有志でつくる「ほろのべ・エコモビリティを考える会」が、宗谷線の利用推進と滞在型観光促進のため計画。秘境駅とローカル列車、自転車の旅を組み合わせて地域資源をゆっくり楽しんでもらうスローな旅を提案した。
コースは2つ。Aコースは幌延駅を出発し、宗谷本線・普通列車に折りたたみ自転車を持ち込んで移動し、秘境駅から自転車を利用しながら秘境駅巡りや観光を楽しみ50キロメートルを走破するコース。サロベツ原野オロロンラインの水平線、地平線を行く内容となっている。
Bコースは宗谷本線普通列車を利用しながら、キハと「ママチャリ」で13キロメートル走破して幌延町内の秘境駅の全駅制覇を目指す。
当日は北海道内をはじめ東京、滋賀など10代~80代の男女15人が参加し、幌延駅から自転車を車内に持ち込み、途中下車しながら観光スポットに立ち寄って楽しんだ。参加者からは自転車とローカル線の旅はゆったりしたリズムの相性が良かったと好評の声が上がっていた。
5日はワークショップや世界一周自転車旅行をなしとげた旅行作家石田ゆうすけさんの講演会が行なわれた。
秘境駅の下沼駅にて。昼食はジンギスカンを味わった
リンク:ほろのべ・エコモビリティを考える会:8/4-5「チャリ・デ・秘境駅」twitter
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