「大山男子」が大山の魅力を動画で発信
僧兵太鼓に励む「川床屋」の小椋康一さん
鳥取県大山町は、町内で暮らすかっこいい男たち「大山男子」に地域への思いや誇りを語ってもらう動画を制作し公開している。同町ではこれまで風景や観光の名所を紹介する動画を作ってきたが、「人」に焦点を当てたのは初めてという。
第一弾は実家が大山寺の参道で宿泊業をしている20~30代の後継者6人が登場。動画で1人ずつ紹介し、仕事ぶりや地域活動を通じて「人の姿の向こう側にある大山を感じられる」内容になっている。ある一人は、宿泊業を通じて「外国人も含めたいろんな人との関わりが一番楽しい」と語り、大山寺の伝統芸能である僧兵太鼓の練習にも励み、「それを引き継ぐことで、大山寺や町を広めていくのが宿命かなと思っています」と意気込みを伝えている。
動画制作は、昨年10月から今年3月にかけてケーブルテレビ・大山チャンネルの番組を手がける制作会社が担当。大山男子のチラシやポスターも制作したほか、公開後はみんなで今後のPRについても考えるという。
同町では大山の価値や印象を高めることで、地域に人を呼び込むことにつなげたいと話しており、今後は農家や職人などを取り上げ、町や大山の魅力を発信していく予定だ。「大山女子」バージョンの制作も検討しているという。動画はフェイスブックやユーチューブなどの「大山男子」から閲覧できる。
「大山ビューハイツ」の山根健作さんは銀座でバーの修行を積んだ経験を持つ
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