高校生が地域の魅力SNS投稿「高田(TAKADA)元気発信プロジェクト」

2018.01.30奈良県

高田(TAKADA)元気発信プロジェクト
高校生が片塩商店街の店主を取材

高田(TAKADA)元気発信プロジェクト
若い視点で見ることで、何気ない看板も情緒ある風景となる

 大和高田市の高校生が、市内の商店街を取材して感じた魅力や思いをフェイスブックやツィッターなどのSNSで発信する取り組みを行っている。同市が住民主導で地域の魅力を発掘する「高田(TAKADA)元気発信プロジェクト」の第一弾。市立高田商業高校の生徒約20人や市民らがまちづくり団体「まち部。」を結成して実施した。メンバーが昨年12月から地域の片塩商店街を歩き、各店を巡りながら写真を撮り店主らを取材。生徒らは古い宇治茶の看板に「カッコイイ!」と投稿し、黒電話やブリキのおもちゃが「昭和の雰囲気がそのまま残っていておもしろかったです」と若者の新鮮な視点で町を切り取り、その魅力をつづっている。長屋が並ぶ細い路地の写真とともに「情緒。。。ないですか?」と投稿すると、住民から「浴衣姿の女性が写真を撮っていた。インスタ映えを狙ったのかなぁ」とコメントも寄せられており、盛り上がりを見せている。今年1月も商店街を歩き、店主らにおすすめの商品などを聞いており、順次投稿していく予定だ。生徒らは「地域の埋もれた魅力を自分たちの目線で発信し、町を活気づけたい」とはりきっており、フォロワー数を増やして商店街の集客を目指す。フェイスブック、ツイッターとも「高田元気発信プロジェクト」のページに投稿。昔の写真も見られる。

リンク: 高田(TAKADA)元気発信プロジェクトフェイスブック

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