駅構内で野菜販売と農作業体験の案内 産直市「はいじま駅マルシェ」開催
7月は夏野菜各種、枝豆収穫体験、ケール、スイスチャードなどを出品する予定
JR東日本は5月から毎月1回、JR青梅線・五日市線拝島駅構内(昭島市)で、多摩地域の農家による野菜販売と農作業体験の情報発信を行う産直市「はいじま駅マルシェ」を始めた。
マルシェは12月までの毎月第3土曜日、午前10時~午後1時に定期開催。改札内コンコースで、東京都立川市や武蔵村山市といった多摩地域の4人の農家が旬の地場野菜を店頭に並べて販売する。あわせて翌月以降に行なわれる種まきや収穫といった各農家が主催する農業体験のチラシを配布して説明、紹介していく。
参加農家は多摩信用金庫と首都大学東京が共同開催している農業後継者塾の卒業生。地場野菜を生産するだけでなく農業体験を開催したり、新しい西洋野菜を紹介したりと、地域に親しまれる農業を目指している。
マルシェは5月の1回目から時間延長するほど大盛況で、3回目となる7月15日は夏野菜やケールなどの野菜が販売される予定。また7月の別の日には枝豆収穫の体験が行なわれる。
マルシェを運営するのはJR東日本リテールネット。JR東日本は地場の魅力を発掘して地域活性化を推進する「地域再発見プロジェクト」を実施しており、産直市の定期開催もそのひとつだ。多摩地域の魅力のひとつである農業を広く知ってもらいたいと始めた。なお、すでに上野駅など首都圏のターミナル駅で産直市は開催しているが、野菜販売と農作業体験のセット開催は初めてという。
多摩地域で活躍する4農家。なかざと農園 (立川市)、ひるま農園 (武蔵村山市)、繁昌農園 (青梅市)、吉岡農園 (立川市)
リンク:JR東日本
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