駅の臨時ホーム&車両が酒場に「浦和美園駅BAR」が1日限定オープン

2017.03.21埼玉県

浦和美園駅BAR
浦和美園駅臨時ホームを埋め尽くす来場客

 さいたま市の浦和美園地区の街づくりを進める美園タウンマネンジメント協会が225日、埼玉高速鉄道の浦和美園駅・臨時ホームを「酒場」にしたイベント「浦和美園駅BAR」を開き、1,140名の来場者でにぎわった。駅周辺に飲食店が少ないことから、普段使わない臨時ホームを活用して地域の賑わいにつなげたいと企画した。
 会場は近隣の埼玉スタジアムでの日本代表戦開催日など極端に乗客が集中する時にしか使用されない臨時ホームおよび停車車両を開放。市内を中心に7事業者が出店し、老舗のうな重弁当やご当地鍋、クラフトビールなどを振る舞い、参加者らはホームや停車している車両の中で思い思いに酒や食事を楽しんだ。車両内には浦和レッズのクラブ設立25周年を記念したブースを設けたほか、駅員制服のコスプレ撮影やSL車両の顔出し写真撮影など駅らしいイベントも実施。食が好評で、とくにウナギ弁当は販売開始30分で完売する人気ぶりだったという。意外に知られていない地ビールや地酒も多くの人の注目を集め、地元の酒をアピールすることにつながった。食やイベントに加え、臨時ホームと停車車両を利用した普段は体験できない「非日常」を体感できる「酒場」に満足度も高かったという。

浦和美園駅BAR
車両の中は、いつもとは違う非日常の空間となった

浦和美園駅BAR
浦和レッズ25周年記念ブース

 

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