沖縄食材で料理作りが体験できる 「テイストオブオキナワ」好評
食材を購入する公設市場 © OCVB
沖縄県那覇市のサンライズなは商店街にある食のスタジオ「テイストオブオキナワ」では、訪日観光客向けに、食材の買い出しから始める沖縄料理作り体験のプログラムを提供している。
2015年に海外の観光客向けの旅行を企画する沖縄エクスカージョンズを立ち上げた護得久朝晃社長が、外国人旅行客向けの料理体験を企画。食で沖縄の魅力を世界に発信したいと昨年9月に公設市場の近くに店舗兼料理スタジオをオープンした。プログラム以外の夜は、クラフトビールと創作料理のレストランとして営業している。
プログラムは公設市場を散策するツアーと沖縄料理を作る料理体験クラスで合わせて3時間。まず近くの公設市場やその周辺を散策しながら、地元の食材についての説明を受け、実際に料理体験で使う食材を購入。スタジオではシェフの丁寧な指導の下、4品のメニューを作り上げる。ある日のメニューはゴーヤーチャンプルーとラフテーのみそ煮込み、アーサ汁、サーターアンダギーなどの伝統的な沖縄料理4品を作って味わった。市場散策から料理体験まで通しで体験でき、交流を楽しめると参加者から好評という。
体験プログラムは今のところ米軍関係者やアジアからの観光客が多いが、今後はアジア圏以外も増やしていきたいと護得久社長。言語は英語に加え、県外からの観光客に日本語での受け入れも行っている。プログラムは大人6,500円、小人3,500円。
リンク:Taste of Okinawa
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