「意外と熱海」 おかみ一押しのスイーツマップ発行へ
試食会の様子
静岡県熱海市は、観光ブランドプロモーション「意外と熱海」事業において発行する「意外とスイーツ」マップで紹介する和洋菓子の試食会を開催した。
「意外と熱海」とは、熱海を訪れた観光客からの「意外と良かった」という意見を受け、まだ知られていない「意外な熱海」の観光素材をさらにPRする観光プロモーションとして2013年から始めた事業。「意外」なもののひとつとして注目した一つがスイーツだ。熱海では旅館のお茶請けとして根付いたお菓子文化があり、菓子店も多い。また、明治時代に温泉地初の御用邸が建ち、その御用達となった菓子店「わかなや」が今も当時の製法を守り続けるなど老舗の伝統が息づく一方、古民家を再生し、アンティークと融合した洋菓子店など新しいスタイルの店も続々登場しており、新旧交えた菓子文化がいま熱い地域でもある。
その熱海のお菓子を、まち歩きをしながら味わってもらおうと、熱海の旅館・ホテルらのおかみらが推薦した銘菓をまとめたマップ「意外とスイーツ」を2015年に発行。好評だったため第2弾を計画した。今回は熱海梅園の梅や早咲きのあたみ桜、本州では珍しい南米産のジャカランダなど市内に花の名所が多いことを生かして「花と熱海」がテーマ。試食会ではあたみ桜やジャカランダなど花をイメージした品など10品が並んだ。おかみたちはスイーツを試食し、パッケージなども確認した。今冬、1月の花のシーズン前に発行する予定。
真剣に評価
リンク:意外と熱海
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