神社の写真集めで高千穂の魅力を見つけて 「タカチホGO」公開
各神社にちなんだ神様が登場する
宮崎県高千穂町でスマートフォンゲーム「ポケモンGO」をもじったアプリ「TAKACHIHOGO(タカチホゴー)」が開発され、話題を呼んでいる。
地図に表示される町内の神社の写真を撮って集めるスマホ版スタンプラリーで、各神社にちなんだ神様のイラストが画面に登場して一緒に写真を撮ることもできる。
開発したのは同町に昨春Uターンし、パソコンのシステム運営会社「ランバーミル」を経営する伊藤陽生さん。趣味で高千穂の歴史や神社を調べていたこともあり、高千穂「郷」とポケモン「GO」をかけて似たようなゲームの開発を思い立ったという。このゲームを楽しみながら高千穂を散策し、隠れた観光名所を知ってほしいと期待している。
今、気になるのは岩戸神社と高千穂神社を直線に結び、西に等距離を伸ばしたところに、二上山があることだとか。航空写真などない古代の人がどうやって道をつなぎ祠を作ったのか不思議で興味があるという。
このアプリはSNSで世界に拡散されて人気を呼び、遠くはオーストラリアから「高千穂にいかなきゃ」といううれしいコメントも届いているという。しかし、日本でダウンロードして高千穂でプレーする必要があるため、ダウンロード数は伸びていないのが悩みという。
同ゲームはランバーミルのホームページからアクセスできる。
二上神社の麓の棚田 伊藤さん撮影
リンク:株式会社ランバーミル
スポンサードリンク