鹿屋の新名物「豚ばら丼」研究会発足

　鹿児島県鹿屋市は、豚肉やばらの花など地域資源を生かした新しいご当地グルメ「豚ばら丼」で町を盛り上げようと、飲食業界や畜産農家などに参加を呼びかけて研究会を発足させた。
　昨年11月の発足式では、専門家の講演のほか、運動の進め方や正式名称などが話し合われた。なかでも「豚ばら丼」の定義は議論の結果、「『鹿屋産の豚』のばら肉をメイン食材として使用」「鹿屋の市花である「ばら」を使用するか、丼の中で表現する」「鹿屋に対する愛情が丼の中に注がれている」の3条件にまとまった。
　すでにいくつか独自の丼が生まれており、また、鹿屋商工会議所青年部では薄切りのショウガでバラを表現した豚ばら丼を「鹿屋市農業まつり」で提供。市内の観光名所「かのやばら園」のレストランでも、ばらの花びら入りのタレであえた「豚ばら丼」が食べられる。フェイスブック「豚ばら丼研究会」で情報を発信している。

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