下船後全員で記念撮影

　北海道洞爺湖町の虻田高3年生が10月28日、洞爺湖の遊覧船で修学旅行生を相手に観光ガイドとしてデビューした。
　3年生22人が北海道運輸局などと連携し、4月から座学と乗船研修などの実技を重ねてきた。この日は代表の男女6人が、愛知県愛工大名電高の生徒らを相手に洞爺湖や昭和新山などの観光をアピール。写真を使って歴史や見どころを分かりやすく解説したほか、質問や北海道の方言クイズなども取り入れて盛り上げた。
　同世代のガイドは修学旅行生にも親近感が湧いたと好評。運輸局は高校生ガイドを洞爺湖の特色に育て、低迷する修学旅行生の誘致につなげたい考えだ。