長良川おんぱく2014~流域再生への第一歩~

2014.12.16岐阜県

長良川おんぱく2014開催

1
プログラムを主催した「パートナー」との振り返り研修

 以前、3回の連載で紹介した「長良川おんぱく」。今年は10月11日から11月29日まで「長良川おんぱく2014」が開かれた。
 オンパクは2001年に大分県別府市で生まれた。プログラムと呼ばれる小規模の体験交流型イベントを多く集め、短期間に開催するものだ。その方法や戦略はモデル化され、現在では全国で行われている。中でも活発な活動を続けるのが、岐阜市を中心に長良川流域で行われる長良川おんぱく(長良川温泉泊覧会)だ。
 11月30日、今年の長良川おんぱくでプログラムを主催した「パートナー」の振り返り研修とクロージングパーティーが開かれた。この様子とともに今年の長良川おんぱくを振り返る。

 「長良川おんぱく2014」は10月11日、オープニングイベント「長良川の自慢の天然鮎で、ギネス世界記録に挑戦!」で幕を開けた。459人が1列に並んで隣の人に鮎を食べさせ、「リレー形式で食べさせあった最多人数」のギネス記録を達成した。

 振り返り研修での、長良川おんぱくプロデューサー蒲勇介さんの話によると、期間中、121組のパートナーにより、140のプログラムが延べ398回開催された。予約した参加者は約3,600人。イベント来場者などを加えると約1万人に上る見込みで、昨年の約8,000人を大幅に上回る。

 プログラム開催の目的(複数回答)は「宣伝・PR」が23.9%で最多、次に「新規顧客の獲得」が13.4%だった。PR以外にも「文化の継承」が10.5%、「まちづくり活動」も9.8%ある。
 PRの期待に応えるように、長良川おんぱくのガイドブックやちらしを配布。ホームページ閲覧数は期間中350,867回に上った。さらに「おんぱく写真部」による広報効果もあった。写真家澤田尚正氏を部長として2012年に発足したおんぱく公式サークルで、部員がプログラムの写真を撮影、文章とともに報告。昨年からはその一部が岐阜新聞にも連載されている。市民が写真の腕を試し、おんぱくに関われる場でもある。

 振り返り研修では、それぞれ振り返りシートに開催の目的、達成度、長良川らしさを演出した点などを記入、グループごとに意見交換した。

1 2 3

スポンサードリンク