白井暁彦神奈川工科大学情報学部情報メディア学科准教授
東京工芸大学工学部写真工学科卒、同工学研究科画像工学専攻卒、キヤノン(株)、英国のゲームエンジン開発企業クライテリオンの立ち上げに従事、東京工業大学総合理工学研究科知能システム科学専攻にて子ども向け触覚エンタテイメントシステムの研究で博士(工学)を取得。NHK-ESにて次世代コンテンツのためのバーチャルセットの研究、2004年末よりフランスLaval市にてVirtual Realityによる地域振興に参加、2008年より帰国し日本科学未来館にて科学コミュニケーター、2010年より現職。ゲームクリエイターや科学館・博物館での展示物開発、メディアアーティスト育成のための教育研究に従事。原稿執筆時点、IngressはA10。ポータルが少ない地域を逆に利用して、東京圏ランキング上位にいることもある。趣味は世界のポータルキー集め。
●研究分野
エンタテイメントシステムに関わる工学、ソフトウェア、価値創出研究。代表的な研究に多重化隠蔽映像「Scritter」など。工学的なものづくりや展示物、作品プロデュースだけでなく、エンタテイメントとその技術が将来にわたって意味のある存在であるためには何が重要か、という原理的な整理や歴史、哲学、理論化などの研究も行っている。
●著書
「WiiRemoteプログラミング」
「白井博士の未来のゲームデザイン―エンターテインメントシステムの科学―」
更新日:2015年04月