平安衣装で詣でる熊野古道の旅

日本遺産・世界遺産

2014.11.17和歌山県

平安衣装でJR名古屋駅構内を歩く

　和歌山県那智勝浦町は、愛知県のJR名古屋駅から平安衣装を身にまとって那智の滝などを詣でる熊野古道めぐりのツアーを行った。
　大型観光キャンペーン「和歌山デスティネーションキャンペーン」の一環として、また「紀伊山地の霊場と参詣道」世界遺産登録10周年記念として、那智勝浦の歴史や文化を広くPRしようと町が企画した。
　約50人の参加者は、JR名古屋駅で平安衣装に着替え、そのまま列車に乗り込み那智勝浦へ。紀伊勝浦駅で地元の歓迎を受け、平安時代の参詣に思いをはせながら熊野古道の大門坂、熊野那智大社、青岸渡寺などを巡った。
　ツアー以外でも、那智勝浦町内の大門坂茶屋では、平安衣装をレンタルして記念撮影や散策ができる。